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Don't trust under 30.

高度成長期の頃あたりの日本の、古い画像や動画をよく見たりするのですが。
そこで、いつも思ってしまいます。
「昔の日本人って老けてるよなぁ(笑)」




70年代、80年代の大学生とか、正直三十路くらいの所帯持ちのような老けっぷりですよね。
今の大学生なんか、あの当時と比べたらまるで子供です。




中高年層にしても、今は本当に若々しい人ばかりです。
アラサー、アラフォー世代の女性がギャル系ファッションで街を行く光景ももう当たり前。




ウーパールーパーという生き物は皆さん御存知ですね?
ペットとしても人気で、飼育キットがドンキホーテなどでも売られています。
あの生物は、メキシコサラマンダーという両生類が、いわゆる“おたまじゃくし期”の状態のままで生殖可能に成熟した形態なのだそうです。
このような生物の進化の形態を「幼形成熟(ネオテニー)」といいます。




そして一説によれば、我々人類もサルからネオテニー成熟を経て、今の人類の姿に辿り着いたのだとか。

ネオテニー




そんな人類の中でも、殊更に若々しく見える現代日本人。
もしかしたら日本人は、人類の進化の最終形態なのかも知れません。




それならそれでありのままを受け止めるべきでしょうが…




自然の摂理に逆らってまで若くあろうとするのはぶっちゃけ、どうかと思うんです。




若さを保つ事を否定する訳じゃありません。
そうではなく、逆に「老いる」事にもっと価値を認めてもいいんじゃなかろうか?って事。




心身共に若々しくある事は健康面からみても大切。
でも、そこをちょっと勘違いしてる人にも時々出くわします。
すなわち、もういい歳なのに大人としての自覚や魅力に欠けている人。




要は「大人げない人」ですよね。
若さにしがみついて、歳を取る事を必要以上に恐れている人にそんなタイプが多い気がします。




若い子と同じようなノリではしゃいだり。
歳相応の人間味を持つ人を見下したり。




私自身、もう決して若くはない年齢ですが、そんなみっともない歳の取り方はしたくないと思います。




年齢を重ねる事で得られる人格の深みと、若々しい精神とは、決して両立出来ないものではないはずです。
私も、その両方を目指す生き方をして行きたいですね!
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