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ここで笑うのよ ここは泣くとこよ

先日のめちゃイケでネタを披露するキンタローに露骨に不愉快な視線を向けるくだりを演じた、ともちんこと板野友美ちゃん。
その一連の流れを真に受けた視聴者からの批判で彼女のツイッターが炎上し、ちょっとした騒動になっているとか。




それに対して
「テレビの演出を信じ込んで馬鹿みたい!」
と、彼女を批判する人を叩く声も大きいようで、この一件はたくさんの人の関心で呼んでいるようです。




その昔「8時だョ!全員集合」という、国民的人気番組がありました。
舞台でカースタントまで決行するほどに本気で作り込んだコント。
しかも会場にたくさんの観覧客を呼んでの公開生放送。
毎週高視聴率を叩き出し、これを見てない子供は学校での話題に付いて行けないくらいの影響力がある番組でした。




そんな人気番組を観覧出来た幸運な子供達。
目の前で繰り広げられるコントに興奮した子供達は、志村けんの背後にお化けが忍び寄るお約束の場面でも、夢中になるあまりに例の叫び声を思わず上げてしまいます。




「志村、うしろー!」




志村けん自身はそんな子供達に「わかってるよ!」と、時々は言い返していたらしいですが(笑)




思えば楽しい時代でしたね。
人々を本気で熱狂させるパワーがあの頃のテレビにはありました。
今はどちらかと言えばテレビを見るためのマニュアルのようなものが先にあって、それを片手にみんな斜に構えてテレビというものを観察している感じでしょうか。




もちろんそういう見方も悪くはないのですが、もう少し良い意味で“馬鹿”になってテレビを見るのも良いのじゃないか。
そんな風に視聴者を駆り立ててくれる番組ももっとあっていいような気がします。




話は変わって。
占い師の観点から見たテレビの気になる話題と言えば(元)オセロ中島の件もアレなのですが…。




ネガティブモデルこと栗原類くんのタロット占いの腕前も注目すべき話題でしょう。




御存知の方も多いでしょうが。
タロットカードは基本、大アルカナ22枚と小アルカナ56枚の合計78枚で構成されています。
小アルカナは単に数札とも呼ばれますが、大アルカナと違って小アルカナの示す意味合いはより日常的で、小さい範囲での変化を主に表します。
トランプの原型であるとも言われ、トランプ占いと同様に小アルカナだけを用いた占いも出来ます。




大アルカナは「魔術師」「皇帝」「死神」「世界」などの象徴的な絵柄が描かれており、タロットカードと聞いてまず一般的に思い浮かぶのは、この大アルカナの方でしょう。
小アルカナと違い、大アルカナが示す意味合いはもっと重要です。
カードの展開の中で大アルカナが出て来れば、そこがターニングポイントであったり、問題解決の大きな糸口を表したりします。





テレビで見る限りだと、類くんは今のところ大アルカナのみを使って占いをしているようですね。
彼はよゐこ濱口の実弟であるタロット占い師・濱口善幸氏に師事しているそうですが、彼の指導により今は段階的に大アルカナのみの占いを披露しているのかも知れません。




でももしこれからも占いを続けて行かれるのなら、大アルカナだけでなく是非とも小アルカナを使った占いにもチャレンジして頂きたいですね。




大アルカナと小アルカナのフルセット78枚を使う事により、確実に占いに奥行きが出て来ます。
小アルカナまで使う事によってクライアントの置かれた状況や心理的背景が読み取れますし、小アルカナの流れの中に大アルカナが出現する事によって、クライアントにアドバイスするべき要点が的確に見えて来ます。




つまり、78枚のフルセットを使わない事には、タロット占いの醍醐味・面白味は味わえないと言っても過言ではないのです。
もしも類くんが78枚のタロット占いに目覚めたら、ひょっとするとモデル業を辞めて本格的にタロット占い師の道を歩み始めるかも知れない。
意外と師匠の濱口氏は、類くんのモデルとしての将来性を考えた上で、78枚での占いを敢えて教えずにいたりして。




それに加えて、類くんのタロットリーディングもテレビの演出や本人のキャラを考えた上でのものなのかな、と感じる点も多々ありますね。




この間たまたま見た「笑っていいとも増刊号」でも、今だに奥さんとラブラブなアルコ&ピースの平子氏に、類くんは
「あなたが思うほど奥さんはあなたの事を好きじゃない」
と回答していましたが、それに対して平子氏は
「それはそれで興奮する」
という、芸人らしい絶妙な返しをしていました。




平子氏は「THE MANZAI」で脚光を浴びる前は芸人を辞めようとまで考えていたとの事。
こんな返しが出来る有能な芸人さんが辞めてしまわなくて本当に良かったとしみじみ思った、日曜の朝でした。
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ウィリー=ガロンの言葉

“人が空想出来る全ての出来事は、起こりうる現実である”




国民的人気漫画「ONE PIECE 」の中で、ウィリー=ガロンという物理学者が遺した格言として登場する言葉です。




ナポレオン・ヒルやジョゼフ・マーフィーなどの自己啓発の手引書、さらに最近では引き寄せの法則に、願いごと手帖。
願いを叶えて自己実現を果たすためのメソッドは、昔から数多く存在します。
それらを実践するためのワークショップも盛況なようです。
ONE PIECEに登場したこの言葉も、恐らくこれらの思想をバックボーンにして生まれたものでしょう。




人間が何事かを成し遂げるためにはまず“これを成し遂げたい”と願う事から始まる。
当たり前過ぎるくらい、当たり前な話です。
ナポレオン・ヒルやジョゼフ・マーフィーの思想もこのウィリー=ガロンの言葉も、この至極当たり前な事をもっともらしく言い換えたに過ぎないだけのような気もします。




これらの、思考によって願いを叶えるメソッド。
たくさんの成功例と共に紹介され、評判が広まっている陰で、
「どうしてもうまく行かない」
「あんなもので願いが叶うなら誰も苦労はしない」
という意見も数多く見受けられます。




私自身は、このメソッドがそこまで無意味なものとは思いません。
目標達成へのモチベーションを保つための有効な手段のひとつだと考えています。




では、何故願いが叶わないのか?




ひとつは、その願いが叶う事で本当に自分は幸せになれるのか?という問題。




これはいろいろな所でいろいろな人が指摘していますよね。
目先の苦しみから逃れたいがための願望。
いわゆる“身の丈”に合わない願望。
その願望がもし叶ってしまったら、その先に用意されていたはずの自分本来の幸せを逃してしまうかも知れない。




そんな願い事は、現実になってしまわないように潜在意識が回避するのではないでしょうか。




あるいは、その願いが願いのままであり続ける事が幸せだから、願望成就のための行動につながらなかったり。




自分自身は本当はどうありたいのか。
その辺を曖昧にしていたり、自己分析するのを避けているような人には意味のないメソッドなのでしょう。




それともうひとつ。
これはあくまで私見ですが。




願いさえ叶えば手段はどうでもいいはずなのに“願いを叶える事”よりも“これで本当に願いが叶うのか確かめる事”の方にウェイトが置かれてしまっている人も多いような気がするんです。




自己啓発の本などを読み過ぎて、頭でっかちになっている人が陥りやすい罠と言えます。
「引き寄せの法則ってやつが効くかどうか試してやる」
なんて意識が先行する事で、本来の願い事がどうでもいいものに成り下がってしまう。
これじゃ本末転倒です。




願いを叶えるためには、まず行動しなければなりません。
だからといって、それは潜在意識に働きかけるやり方を否定する事にはつながらないと思います。
精神的なパワーを引き出さない事には、行動も出来ませんから。




繰り返しますが“これを成し遂げたい”と願わない事には何も始まらないのです。




叶えたい願望があるのに上手く行かない人は、もう一度自分の心の在り方を見つめ直してみてはいかがでしょうか?
決して頭でっかちにならずに。

貴族にして、王者

イングヴェイ・マルムスティーン。
通称、インギー。




北欧が生んだ、世界的ギタリストです。




彼の功績は、その神レベルの超絶的速弾きの技術もさる事ながら、クラシック音楽とロックを融合させた“ネオクラシカルメタル”というジャンルを確立させた立役者である事が大きいでしょう。




古いものを否定する事で新しいものが生まれ、新しいものを否定する事で古いものが維持される。
そうした形での文化の発展・充実も大切ではありますが…。




古いものと新しいものが手を取り合い、ひとつになる事で生まれる“何か”には、爆発的なエネルギーが秘められているような気がします。




音楽文化の方向性に多大なる影響を与え、さらにその破天荒な言動から長らく世界中からの注目を集めて来たインギー。




そんな彼が近年。
何故かこの極東の地・日本において、世界中の人々が予想だにしなかった形での脚光を浴びています。




それは…




“インギーの画像を携帯の待ち受けにすると金運が上がる!”




という都市伝説によってです。




どういった経緯でそんな噂が広まったのか、私も少し調べてはみましたが手掛かりはありませんでした。
まるで謎です。




インギー本人にももうこの噂が伝わっているのかも知れないですが、実際どう思うのでしょう。
ネット上にも、
「今月ピンチ!インギー様どうか助けて!」
などと書き込んであって、シュールな事この上なしです(笑)




肝心の画像も、若かりし頃の御姿が良いのか…






それとも、現在の御姿が良いのか…






いろんな説があるようで…。




皆さんも、ひとつ試してみられては?