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笑う才能

残念ながら見逃してしまったのですが、先日の「THE MANZAI」決勝にて、悲願の優勝を果たしたハマカーン。
彼らのように、オンバトやM-1の敗者復活戦などで活躍しながらもなかなか結果を出せずにいたコンビがこうしてメジャーな存在になるのは、昔からお笑い番組を愛好して来た視聴者に取って、とても嬉しい限りです。




この「THE MANZAI」や「キングオブコント」などのように、タイトルを賭けてストイックに笑いを追求する番組は、緊迫感も相まって本当にワクワクしますよね。
ネットでの勝敗予想なんかもチェックしたりして。




でも、そういった情報に振り回されてしまうと、面白いものを純粋に面白いと思えなくなってしまうのもまた困った事。
「この芸人は女子供人気しかないから駄目!」なんてこき下ろして、いっぱしの評論家気取りになってしまったりして。




そうなると、お笑いの楽しさも台無し。
せっかくお笑い番組を観るのなら、頭空っぽにして無邪気に大笑いしたいものです。




年末年始のお笑い番組も楽しみですが、最近人気のこんなサイトで一笑いして今年の憂さを晴らしてはいかがでしょう?

ボケて(bokete): 写真で一言ボケるウェブサービス




さらに、こんな記事でも読めば些細な悩みなど吹っ飛ぶ事うけあいです。

無題のドキュメント 旧館(2010.8~2012.9) : なぁ、逆膝枕ってどう思う?
(※バス・電車内での閲覧注意)




2012年も、あとわずか。
明るく笑って、明るく年を越しましょう。




それでは皆様、良いお年を。
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世界の終わり

人類滅亡予定だった12月21日。
皆様はいかがお過ごしだったでしょうか?




パンを焼き過ぎて焦がしてしまった方。
紅茶を飲み干し過ぎてお腹タプタプになってしまった方。
多種多様な一日だった事と存じます。




中国などでは終末思想をうたった新興宗教が人々を扇動したりして、いろんな騒動が巻き起こったりもしたようです。




その手の新興宗教のほとんどは、その宗教が掲げる神を信じていれば滅亡から救済される!と説きます。
そして救済された民だけの新世界を築く事が出来る!とも説きます。




でも、私達はもう知ってしまっています。




広島に原爆を落とされても。
長崎に原爆を落とされても。
阪神地区が巨大地震に襲われても。
東北地区が巨大地震に襲われても。




結局、世界は終わらなかった事を。




天変地異により世界は荒廃こそすれ、終わる事はない。
これは、ある意味シビアな現実です。
そんな現実を受け入れ切れない人達が、終末思想という幻想を心の拠り所にするのです。




彼らは終末を待ち望むゆえ、終わらない現実に牙を剥いたりします。
彼らが時として引き起こす集団自殺や無差別テロが、その最たる例です。
オウム真理教の一連の事件を御記憶の方も多いでしょう。




シビアな現実をぶち壊してユートピアを作ろうとしても、そう簡単に世界は終わってはくれません。
ユートピアを作りたいなら、この現実世界に根を張って、一から作り上げて行こうではありませんか。
焦らず、コツコツと。

流星群

12月13日から14日にかけて、ふたご座流星群が夜空を彩ります。




13日は新月。
という事は、天候さえ良ければ月の光に邪魔される心配もなく、鮮明に流れ星を観測出来るわけです。






今年最後の天体ショー。
皆さんも、星に願いを込めてみてはいかがでしょう…




その際には。
寒い時期ですので、くれぐれも風邪など召されぬよう万全の防寒対策をば。

終演はいつも突然に

森光子さんに、中村勘三郎さん…
一時代を築いた偉大な方々の訃報が続きます。




メディアで慣れ親しんだ有名人が亡くなってしまうのは、やはり悲しいものですよね。




私が学生時代にほぼ毎月購読していた雑誌に「アリーナ37℃」がありました。
確か、今も刊行されているはずですが…
私が愛読していた頃のアリーナ37℃は、アルフィーやハウンドドッグが特集されていたかと思えばルースターズやザ・モッズなどのめんたいロックが取り上げられてたり、ラウドネスなどのヘビィメタルのページがあったりで、なかなかカオスな誌面構成をしていました。
その中で人気を集めていたのが「ニューロマンティック路線」。
すなわち今のV系の元祖になった、耽美的ルックスのアーティスト。




先日放送されていた深イイ話に出演されていた本田恭章さんが代表格ですが、もう一人、似た系統で女性ファンからの支持が絶大だったアーティストがいました。




中川勝彦。
通称、勝っちゃん。






当時は私自身が直接ファンだったというより、周囲の友達の方が熱狂していて、その影響を受けてのファンだった感じです。
それでも誌面を飾る勝っちゃんの写真を見るたび、
「なんて綺麗な人なんだろう…」
と、いつも惚れ惚れしていました。




偶然にも私の誕生日が勝っちゃんと同じで、それが友達の間で自慢だったりもして。




そんな勝っちゃんが、ある時を境にメディアへの露出がパタリとなくなりました。




その理由が、程なくわかりました。




勝っちゃんは、骨髄性白血病を患っていたのです。




ニュース番組「きょうの出来事」で、闘病の様子が放映されました。
その中で、骨髄移植を受けて回復を目指しているという報告もあったのですが…





1994年9月17日、享年32歳。
勝っちゃんは帰らぬ人になりました。




どんなに生へ執着する人であっても、どんなに周囲から愛される人であっても。
情け容赦なく、あっさりと病魔は命を奪い去って行く。
残酷な現実を、当時の私は突き付けられました。




勝っちゃんの遺した忘れ形見が今、元気にテレビで活躍しているのを見るにつけ、微笑ましい気持ちと青春時代の甘酸っぱい気持ちが交錯します。




そう、御存知しょこたんこと、中川翔子さんです。




しょこたんの活躍を、きっと勝っちゃんも嬉しく見守っている事でしょう。